日本科学未来館で開催中の 企画展「デザインあ展 in TOKYO」の会場で、 グラフィックデザイナーの佐藤卓さんと 糸井重里がトークをしました。 閉館後の館内を卓さんにガイドしていただき、 わくわくするような展示を体験したり、 デザインの概念にまで話をひろげたり。 みんなに喜ばれているデザインは、 佐藤卓さんが見つめる「あたり前の日常」に、 どうやらヒントがありそうです。 糸井 この会場を見てまわりながら、 もしも、ぼくがここに参加しているとしたら、 どんな展示をするんだろうなぁと思って、 ずーっと考えていたんですよ。 ひと回りしてもわからなかったんだけど、 今、卓さんとしゃべり始めてわかった。 ここに、ぼくがもう1室作るとしたら、 「神々のデザイン」です。 佐藤 神々のデザイン。 糸井 つまり、生態系そのものが、 神々のデザインですよね。 佐藤 はいはいはい。 糸井 人体もデザインです。