Fedora Core 3 (kernel-2.6.x, glibc-2.3.x) では前ページの Jail ユーティリティで環境を作ると正常に機能せずログイン不能だったため探求した方法だ。 PAM (Pluggable Authentication Modules) は Linux をはじめ様々な UN*X で使用されている認証フレームワーク。アプリケーションが PAM に対応していればだが、そのアプリケーションが呼び出されると同時に認証部分を引き受け、設定によって指定された「認証モジュール」を動的にロード。動作の可否だけに限らず、認証の方法 (例えばデータベースサーバとの連携) や、認証直後の御沙汰をコントロールすることもできる。そうしたモジュールの中に pam_chroot というものがあり、それを利用すれば、特別なユーティリティを使ったりアプリケーションを chroot 対応にコン