ディアトリマ (Diatryma) は、新生代の暁新世から始新世(約6,550万年前から約3,800万年前年前)にかけて繁栄した恐鳥類の一種。地上走行性の巨大な肉食鳥で、史上最強の鳥としても知られているんだ。 体高は2メートル以上にも達し、推定体重175kg、巨大な頭部が特徴で、頭骨は45cmほどもあり、首は比較的短く太く全体の作りもたくましかったそうなんだ。鉤型に曲がった強力なくちばしを持ち、翼は退化して飛ぶことはできなかったが4本の指を備えた後肢は頑丈で、かなりのスピードで走ることができたんだそうだ。 現在の鳥類との類縁関係はよくわかっていないそうだが、恐竜絶滅後間もなく、一部の鳥類は恐鳥類として地上へと進出し、ディアトリマが出現したという。 この画像を大きなサイズで見る その強大なくちばしは硬い木の実の殻を割るためのものであるとして、ディアトリマを植物食とする説もあるが、巨大な頭部と