国交省と海保、プレジャーボート発航前点検の実施を徹底するための新たな仕組みを構築 レスポンス 6月27日(木)8時0分配信 国土交通省と海上保安庁は、プレジャーボートの船長に発航前点検の適正な実施を促進するため、発航前点検チェックシートを活用し、船長がプレジャーボートの出航の度に発航前点検を実施する仕組みを構築すると発表した。 [関連写真] プレジャーボートの海難事故は、毎年約1000隻近く、全船舶海難の4割以上を占めている。このうち約3割は、機関取扱不良や船体機器整備不良が原因で、これらの海難であっても、機関故障によって操船が困難となり、乗船者の生命にかかわるケースや、他船にも影響を及ぼす事例も発生している。 また、実際の海難事故では、小型船舶操縦者(船長)に義務づけられている発航前点検を適正に行うことで未然に防止できたものが多く含まれている。 国交省などは、遵守事項パトロール活動や