移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか？ - kanjinaiのブログ
あしたの採決の前に、書いておきます。 もし仮にＡ案、Ａ’案が通ったとしたら、これまで子どもの移植を訴えてきた親の方々は、つらい状況に追い込まれるのではないでしょうか。 それは、移植を待っているあいだに、不運にも、子どもが脳死になってしまった、あるいは心臓死になってしまったときに、親は脳死・心臓死の子どもから臓器を摘出して移植し差し出すかどうかを問われることになる、ということです。（いまはそういうことは日本では生じません） このとき、 ・ 親には、脳死・心臓死になった子どもから臓器を摘出する法的義務はありません。 これは確かなことです。 問題となるのは、 ・ 親は、自分の子どもには臓器をくださいと言っていたのだから、自分の子どもが脳死・心臓死になったときには、自分の子どもから臓器を摘出して差し出す、道義的義務があるのかどうか？ という点です。言い換えれば、 ・ 「うちの子どもに臓器をください
脳死…尽きぬ議論 臓器移植法改正案、１３日に参院採決 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
脳死…尽きぬ議論 臓器移植法改正案、１３日に参院採決 (1/2ページ) 2009.7.11 22:25 ３つの案が出されている臓器移植法改正案が１３日、参院本会議で採決される。衆院の審議や、これまでの参院厚生労働委員会の質疑では「脳死は人の死か」をめぐる論議に多くの時間が割かれ、法律で死を定義することの難しさが改めて浮かび上がった。「ドナー（臓器提供者）家族のためにも脳死は『人の死』と定めるべきだ」「国民的合意に至っていない」。さまざまな思いを胸に関係者は採決の行方を見守っている。（長島雅子） １３日に採決されるのは（１）「脳死は人の死」を前提に１５歳未満の子供からの臓器摘出に道を開くＡ案（２）現行法を維持しつつ、１年間かけて子供の脳死判定基準などを検討する子ども脳死臨調設置法案（Ｅ案）（３）Ａ案の骨格を残し、臓器移植する場合に限って脳死を「人の死」とする修正案（Ａダッシュ案）−の３案だ
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