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平野啓一郎に関するhomer_wellsのブックマーク (3)

  • 時々思い出すこと - 平野啓一郎 公式ブログ

    今年はショパン生誕200周年というわけで、年明けからあちこちで色んなことに関わっていますが、『葬送』というと、今でも思い出すことがあります。 まだ文庫が出る前でしたから、多分7年前くらいのことです。 とある女性から手紙をもらったのですが、その中にこんなことが書かれていました。 自分の夫はガンで、余命数ヶ月と宣告されている。その夫が、『葬送』が大好きで、残された時間をもう一度、『葬送』を読むことに費やしたいというので、大学生の娘と、毎日交代で、病室で朗読してあげている、と。 作家として、こんなに光栄なことはなく、勿論、うれしかったのですが、どんなに愛着のある自信作であったとしても、自分の書いたものにそれほどの価値があるのだろうかと、正直、深く考え込みました。ご人の意志とは言え、もっと他のことに時間を使ってもらった方が良いのではないか、と。 今でこそ、ツイッターで読者とも気軽にやりとりをし

    時々思い出すこと - 平野啓一郎 公式ブログ
  • ヨーロッパで『めぞん一刻』と「ゴスロリ」が人気の理由 ──「異質なもの」と「異質になったもの」 - 日経トレンディネット

    ここ数年、さまざまなメディアに登場する「Cool Japan」。当初はアニメやゲームといった「オタクカルチャー」をイメージして語られることが多かったが、近年はファッションやポップミュージック、テレビ番組など、そのジャンルを広げてきている。いったい、「Cool Japan」とは何なのか。そして次に世界を熱狂させる、新たな「Cool Japan」は何か? 各界の著名人や、業界の最先端にいる人たちに話を聞きながら、「Next Cool Japan」を探っていく。 作家・平野啓一郎が考える、クールジャパンの質とは? 文学、映画、デザイン、ファッション、スポーツ……。連載「私が勝手に好きなモノ」でも、幅広いジャンルにわたって、深く鋭い分析を行っている平野啓一郎さん。文化庁の「文化交流使」として2005年には1年間パリに滞在していたこともある。 「クール・ジャパン」とは何か、そして次に来る「ネクスト

    ヨーロッパで『めぞん一刻』と「ゴスロリ」が人気の理由 ──「異質なもの」と「異質になったもの」 - 日経トレンディネット
  • 「体が資本」は、心許ないですよ、そりゃ。 - 平野啓一郎 公式ブログ

    WBCの代表選考で、落合監督がこんなことを言っていますが、まったく正しいと思いますね。 http://www.sanspo.com/baseball/news/081123/bsc0811230508001-n1.htm プロ野球選手は、「健康な体」という、いかにも頼りない「資」一つを頼りに、長くてもせいぜい20年間、ヘタすると来年は無職、というような環境で仕事をしているわけですから、彼らが個人事業主とは言え、実質、「ケガして休んだらクビ」的な労働者としての権利を主張すれば、当然、消費者(ファン)、雇用者(球団)、業界(日プロ野球機構)と対立する要求が出てくるのも当たり前の話で、それが怪しからんというのは、「たかが選手」発言と同じです。あとは、そこからいかに両者をすりあわせた制度設計をするか、という問題でしょう。 WBCの場合、体という選手のその唯一の「資」に対する元保証がまったく

    「体が資本」は、心許ないですよ、そりゃ。 - 平野啓一郎 公式ブログ
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