[ 事件 index / 無限回廊 top page ] 名古屋アベック殺人事件 1988年(昭和63年)2月22日夜、リーダーのA(当時19歳/とび職/名古屋市港区)、B(当時17歳/とび職/名古屋市中川区)、高志健一(当時20歳)、C(当時18歳/無職/名東区)、D子(当時17歳/名古屋市港区)、E子(当時17歳/愛知県海部[あま]郡)の少女2人を含む6人は、いつもの通り、テレビ塔の噴水の近くに集まっていたので、「噴水族」と呼ばれていた。彼らを結び付けていたのはシンナーだった。誰かが「バッカンをやろう」と言い出した。「バッカン」とは、アベックを襲って金品を強奪することだ。 6人は2台の車に分乗して名古屋埠頭へ行った。そこで、2台の乗用車を鉄パイプや木刀で、次々と襲い、計8万6000円を手に入れた。それに勢いづいて、もう2、3件やろうということになり、緑区の大高緑地公園入口の駐車場