子どもと遊んでいる母親のバッグに後ろ向きに近づき、財布を盗もうとしたとして、新潟東署が新潟市中央区天神尾、主婦工藤奈緒被告(34)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕(起訴済み)していたことが分かった。 「子どもを遊ばせるついでに80件くらいやった」と供述しており、同署は7〜11月、市内の商業施設や公園などで16件、現金約20万円を盗んでいたとして近く窃盗容疑で追送検する方針。 発表によると、工藤被告は11月7日、同市中央区の商業施設のちびっこ広場で、市内の女性がイスに置いたバッグから財布を盗もうとした疑い。工藤被告は「自分の自由に使える金が欲しかった」と供述している。 捜査関係者によると、工藤被告は、子どもと遊んでいる母親が手荷物に無防備なことに着目。6月頃から自分の子どもを連れ、母親の視界に入らない位置から後退してバッグに近づき、後ろ手に財布などを物色していたという。 同じ施設で被害が相次ぎ、捜