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ネルリと感想・考察に関するhomiyaのブックマーク (2)

  • 石川博品『耳刈ネルリと十一人の一年十一組』 - オネミリエ

    耳刈ネルリと十一人の一年十一組 (ファミ通文庫) 作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/12/26メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 223回この商品を含むブログ (35件) を見る もし自分が小説を書くことができるなら、こういうものを一度は書いてみたいと思ったシリーズだった。もちろん僕にはそんな才能はないから、代わりにこのシリーズの成功(売上的にはどうか知らないけど、創作物としては紛れもない成功)をとてもめでたいことだと喜ぶ。 ネルリというキャラクターの新鮮味に魅せられた1巻、演劇と文学の記憶を心地よく掻き立てられた2巻に続いて、最終巻ではロシアで過ごしていた頃の生活と精神状態の感触そのものが思い出されてきて、懐かしくてなかなか読み進められないほどだった。もちろん小説で描かれている世界は僕の記憶とは何の関係もない虚構のもので、僕が勝手に共鳴し

    石川博品『耳刈ネルリと十一人の一年十一組』 - オネミリエ
  • 耳刈ネルリと七人の花婿 - くろめも

    耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫) 作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/06/29メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 38回この商品を含むブログ (29件) を見る 石川博品の文体は当に読みにくい。何故かって無駄が多すぎる。地の文の半分は無駄な気がする。同じような文体だと入間人間のがそうだと思うけど、こっちはもっとひどいと思う。個人的な話だけど、あっちは慣れればすいすい読めるが、こっちは単純に読むのに時間がかかる。 でもその読みにくさが持つ雰囲気がある種の魅力で、その無駄な部分にセンスが詰まっている。この奇抜で不思議な文体が楽しめれば、こんなにおもしろいものは無いと思う。 今巻で正直残念だったのは、レイチの語りによる妄想の変態度が1巻に比べて低下していること。たぶん1巻よりアクを弱めたのが原因だろうけど、まぁしょうがないかな

    耳刈ネルリと七人の花婿 - くろめも
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