2005年の国勢調査によると、30歳から34歳までの男性の47.1%、女性の32.0%が未婚で、10年前と比べて男性で9.8ポイント、女性で12.3ポイント上昇している(関連リンク)。最近では「婚活」といった言葉も登場しているが、若い人は結婚についてどのように考えているのだろうか? 結婚したいかどうか、と聞いたところ「(結婚)したい(どちらかといえば結婚したいを含む)」は91.4%に達していることが、パソナグループの自立人(フリーター)協会の調査で分かった。しかし一般論として考えた場合、「結婚を必要」と思うかどうかについて尋ねると「必要(どちらかといえば必要を含む)」は男性が61.4%、女性が66.9%と、潜在的な願望に比べるとかなり低くなった。「結婚は必ずしも必要ではない」との回答は男性で34.2%、女性で32.1%と、結婚しない生き方も1つの選択肢と考える層が、男女共に3人に1人以上い