天中殺(てんちゅうさつ)とは、四柱推命と算命学内の論であり、干支において天が味方しない時とされている。算命学では天中殺と言い、四柱推命では空亡(そらなき、くうぼう)と言うことが多い[1]。 六十干支は6種類の天中殺(旬)にそれぞれ分類される。十干と十二支を甲子・甲戌・甲申・甲午・甲辰・甲寅から10個ずつ組み合わせていくと、十干と組み合わない十二支が2つ残る。この2つがそれぞれの天中殺の十二支となる。甲子から癸酉までの10個の干支(甲子旬)では、戌・亥の2つの十二支は組み合う干を持たなく、戌・亥は甲子旬における空亡となり「戌亥天中殺」となる。同様に、甲戌日から癸未日生まれの人(甲戌旬)にとっては申・酉が組み合う干を持たないため、申・酉が空亡となり「申酉天中殺」となる。 元々は干支を使った占い(四柱推命など)における用語で「空亡」と言っていた。「亡空」(ぼうくう)と言われることはほとんどないが