Windows XPから「ClearType」というフォント表示機能がサポートされた。これは、ギザギザになりやすいフォントの斜め線などを、階調をつけることで滑らかに表示する技術。これにより、特に液晶ディスプレイ上でフォントが見やすくなった。ただし、初期設定ではこの機能が効いていない場合が多いので、ぜひ試してみよう。 デスクトップ上を右クリックして「プロパティ」を選び、「画面のプロパティ」ダイアログの「デザイン」タブの「効果」をクリックする。「効果」タブの「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れ、リストボックスから「Clear Type」を選べばよい。 なお、リストボックスの「標準」でも、フォントの縁は滑らかになるが、「ClearType」のほうが細かな階調となる。