【リオデジャネイロ=浜砂雅一】ペルー南部の世界遺産マチュピチュ遺跡近くで、豪雨による土砂崩れで鉄道が寸断され、孤立している約2000人の観光客のうち、日本人観光客について、在ペルー日本大使館は26日、旅行会社のツアー客52人全員の無事を確認した。 うち3人がすでにヘリコプターで救出された。このほか個人旅行者数人もいるとみられ、大使館で安否確認を急いでいる。 ペルー政府は26日中にも全員をヘリコプターで救出するとしていたが、AP通信などによると、26日夕(日本時間27日朝)現在、大半がなお取り残されている模様。周辺のホテルなどに入りきれない観光客は、鉄道駅構内などで寝泊まりしているという。