日産のスポーツカー「フェアレディZ」の生みの親で、静岡県浜松市天竜区春野町出身の片山豊さん(東京都)の100歳を祝うイベント「K’z meeting2009HAMAMATSU」が6日、同市西区村櫛町の浜名湖ガーデンパークで開かれた。 片山さんは1909年9月15日生まれ。1952年にフェアレディの源流となる「ダットサン・スポーツDC―3」を開発。60年代には米国日産の初代社長を務め、北米市場でのさらなる販路拡大のため、初代Zの開発を主導。日米で100万台以上を販売し、「Zの父」などと呼ばれ、日米で自動車殿堂入りしている。 車いすで登壇した片山さんは「スポーツカーは常に自動車界の花形であり、技術をリードしていた。電気自動車が普及してもスポーツカーは存在しうる。車を楽しむことを忘れないで」と話し、花束やプレゼントを受け取った。この日は全国からZのファンら約700人が愛車で駆け付け、片山さんを祝