タケコプターやスーパー手ぶくろなどドラえもんのひみつ道具を現代科学で体験しよう――。 22世紀の未来から来たドラえもんが4次元ポケットから取り出した数々の道具を実現に近づける最先端の科学技術を紹介する「ドラえもんの科学みらい展」が来月12日から、日本科学未来館(東京都江東区青海)で開かれる。 多くの人に親しまれるドラえもんとその道具を通じて、科学に興味を持ってもらおうと、同館が、大学の研究所や企業の協力を得て企画。展示では、ひみつ道具に近い機能を発揮する現代技術に触れられる。 はめると力が強くなる「スーパー手ぶくろ」では、指に装着することで握力が200キロ近くになる「装置」を展示。立命館大が開発、漫画よりかなり物々しい機械だが、スーパーボールを握りつぶす体験ができる。 おなじみ「タケコプター」では、長野県松本市の企業が開発した重さ約75キロ、時速は10〜40キロで飛ぶ世界一小さい1人乗りヘ