「オネスト・エラー」を「悪意のない間違い」 STAP細胞論文問題で、理化学研究所が小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の研究不正を認定した根拠の規定に、英文の「誤訳」があると専門家が指摘している。小保方氏が不正を否定する根拠とした「悪意のない間違い」との表現で、準拠した米国の規定では「オネスト(誠実な)・エラー」だった。理研もあいまいさの残る和訳が混乱を引き起こしたことを認め、見直しを始めた。 理研は2005年12月、前年に起きた論文不正問題を受け、研究不正への「基本的対応方針」を策定。研究不正の定義について、米国の「連邦政府規律」に準じた。「悪意のない間違い」との訳語は12年9月に定めた現行の規定でも踏襲された。
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