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レファレンスに関するhonzukiのブックマーク (3)

  • 辞書を引くこと、図書館を使うことは「読み書き」の一部である

    調べものや図書館について何回か書いた。 もっともっとやさしいもの、初心者向けのものを書け、という声が寄せられた。 当に調べものに困って、図書館で「遭難」しているような人は、たとえば *学術論文を読めと言われ、googleに「学術 論文」と入力して検索結果を見て途方にくれたり、 *文献リストをひとつずつ図書館のOPACに入力して、書籍しか見つけられずに「半分しか見つかりませんでした」と言ってきたり *見て歩ける棚にあるのが図書館にあるのすべてだと思っていたり する。そんな人に役立つように書け、というリクエストである。 辞書の引き方だとか図書館の使い方を学校で教えていない、教えるべきじゃないか、と書いてあるのを時々見かけるが、そう書く人が代わりに何か教えてくれる訳でもないらしい。 おせっかいな気がしていたが、そういうものを少し書いてみる。 取り上げるのは「読み書き」の一部であるから、「読み

    辞書を引くこと、図書館を使うことは「読み書き」の一部である
  • レファレンス、この1冊/プロじゃない人こそ『邦語文献を対象とする参考調査便覧』

    不躾なことを言えば、誰かが読んだなんて興味がないのだ。 だから「釣った魚」じゃなく、その「釣り竿」の方をよこしてくれ。 そのようなことを長らく考えていた。 もっとも「釣り竿」=の見つけ方、出会い方、探し方について、自分でも書き始めたのは、随分最近になってからなのだが。 実は、の「釣り竿」について書くのなら、真っ先に紹介すべきだったがある。 あの『日書誌の書誌』や『日の参考図書』と並べられるべき仕事であり、いや後で述べる理由から、その両書よりも先に紹介すべきだと考えられる書物である。 ところが、たとえば『情報源としてのレファレンスブックス』のような版を重ねたこの方面の案内書は、このをとりあげていない。 何故だろう? ようやく、その答えが思いついた。 これは、レファレンス・カウンターの内側にいる者よりむしろ、その外側にいる者こそが手にすべきレファレンスブックなのだ。 世の中には、

    レファレンス、この1冊/プロじゃない人こそ『邦語文献を対象とする参考調査便覧』
  • レファレンスこの一冊/プロットにつまったら吉川英治・手塚治虫も使った『大語園』

    大正・昭和期に圧倒的な人気で大衆小説というジャンルを確立した吉川英治や「マンガの神様」手塚治虫が、創作の参考にしたというレファレンスがある。 編者は、日における児童文学の立役者の一人、巌谷小波。 小波は「こがね丸」をはじめに多くの童話を書き、また児童雑誌や叢書を刊行したが、その一方で多くの口碑・説話を蒐集し、まとめて世に出すことをライフワークにしていた。 今日、我々が「昔話」として知る『桃太郎』や『花咲爺』といった物語の共有財産(common narratives)は、小波のアレンジとプロデュースでもって、彼の雑誌を通じて子どもたちに届けられたものである。 小波が編集した、この分野の書籍には『日昔噺』全24冊(1894)、『日お伽噺』全24冊(1896)、『世界お伽噺』全100冊(1899)、『明治お伽噺』全12冊(1904)、『世界お伽文庫』全50冊(1908)等がある。 こうした

    レファレンスこの一冊/プロットにつまったら吉川英治・手塚治虫も使った『大語園』
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