シックスシグマの業務改革プロジェクトでは、チーム全員で解決策を見いだすことが重要だ。そのための共通認識を得るには何度も会議を開く必要がある。しかし、せっかく時間を共有しても、自分の意見を言わなかったり、他人の意見を聞かなかったりでは意味がない。会議の効率を高めるためにも、運営のプロとも言うべきファシリテータを育てる必要がある。 ●前回までのあらすじと今回の登場人物●: 大手総合電機メーカーのFN社は、今年度から全社でシックスシグマに取り組み、プロジェクト推進部門「シックスシグマ革新部」を設置。情報化推進部から部門リーダーのブラックベルト(BB)に指名された小谷さんは、最初のプロジェクトとしてパソコン調達の課題に取り組み始めた。 情報化推進部:小笠原執行役員CIO、村上部長(チャンピオン)、小谷サブマネジャー(ブラックベルト)、門馬部員 シックスシグマ革新部:浅田トレーナー(マスターブラック
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