第11回:石田 衣良さん (いしだ・いら) 第10回「作家の読書道」は石田衣良さんの登場です。インタビューはデビュー作『池袋ウエストゲートパーク』に因んで(?)、池袋駅西口のホテルにて行われました。最近作『波のうえの魔術師』は、ドラマ化され4月にスタートしたばかり(『ビッグマネー!』)。クールかつ上品さを隠せない作品の筆致を彷彿とさせる語り口のなかに、本への愛情、そしてそれを読むこと、書くことへの愛情がほとばしっています。 (プロフィール) 1960年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業後、 広告制作会社などを経て、フリーランスのコピーライター。 97年9月、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。著書に「うつくしい子ども」「エンジェル」「少年計数機―池袋ウエストゲートパークII」「赤・黒(ルージュ・ノワール)」がある。 ―― 石田衣良さんのデビュー作は1997年