カジュアル衣料大手のユニクロは25日、秋冬向けの軽量上着「ウルトラライトダウン」(UL)と機能性肌着「ヒートテック」(HT)の新商品を発表した。ULは軽量化の追求などで携帯性を高め、HTは「暖かさが5割増し」(同社)の新バージョンを投入。いずれも色柄のバリエーションを広げ、昨シーズンの世界販売目標として掲げた1300万着、1億3000万着を上回る売り上げを目指す。 銀座店(東京都中央区)での発表会見で、中嶋修一商品本部長は発売開始から11年目となるHTについて「新機能を毎年積み重ね、快適さを向上させてきた。当社の業績全体を左右する戦略商品で、全社を挙げ販売に取り組みたい」と強調。出店する14カ国・地域での売り込みについて「商品の認知度を高める途上にあり、販売拡大の余地は大きい」と意欲を示した。 HTは今季、新品目としてセーターや女性用のレギンスパンツ、腹巻付きの女性用ショートパンツなどを追