取引先の業況を一番良く見える立場にいるのは、日常の業務でやりとりをする自社の営業担当者・事務担当者です。何か危険な兆候がないか、細かく確認・報告させましょう。 一番よく見えているのは”現場”の人間 小規模事業所においても大規模事業所においても、取引先の与信管理は非常に重要な業務になります。取引先の信用度を確認する方法としては、決算書の分析が一般的ですが、経営環境の変化が激しい現状においてはデータ調査会社の信用調査や決算書だけの判断では不安が残ります。 通常の業務の中でも会社の業況を判断する材料は数多くあり、本当のプロは、数値や評点にはあらわれていない兆候から、会社の危機を読み取ります。まずは、以下のポイントについて、自社の営業担当者・事務担当者に確認・報告させましょう。 危険な会社のチェックポイント 1.社員の態度が悪い、ムードが悪い 社員の表情が暗い・電話の声にハキが感じられない・仕事に