飲酒や食事もストレス解消の手段にはなりますが、アルコール性の障害を起こしたり、食べすぎで肥満になることがありますので、注意が必要です。 ストレス、とくに職業性ストレスは、突然死の原因になることがあります。 突然死そのものの原因疾患は急性心不全、虚血性心疾患、くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞などですが、基礎疾患として高血圧症、動脈硬化症、糖尿病、高脂血症、痛風、肥満、血液凝固能の元進などを持っていることが多く、喫煙、酒の飲みすぎ、過食、塩分の摂りすぎ、運動不足、A型性格、不規則な生活などの危険因子を併せ持っていることが少なくありません。 職場におけるストレスは、個人の心がけだけでは改善しにくい部分も多いのですが、できるだけストレスをためないようにみずからくふうし、また基礎疾患の治療、危険因子の除去についても積極的に努めることが個人でできる突然死の予防法といえるでしょう。 リンク リンク リンク