MPEGは、空間型圧縮、と時間型圧縮双方を利用した非可逆圧縮です。各フレームが独立しているわけではなく、GOP(Group of Picture)という固まり単位で圧縮・伸長が行われます。 GOPは、Iフレーム、Pフレーム、Bフレームから構成されています。 Iフレーム(Intra Picture) 基準になるフレームです、このフレームについては、空間型圧縮のみを行います。これは、8×8ピクセルを単位としたDCT(離散コサイン変換)がベースになっており、これは、M-JPEGやDVと同様です。Pフレームでは、フレーム内圧縮のみしか行わないため、このフレームにおいては、圧縮率は低い(データ量が多い)ことになります。 Pフレーム(Predictive Picture) フレーム内圧縮の他に、時間軸順方向のみの予測を取り入れ、Iフレームとの差異を元にした時間型(フレーム間)圧縮を採用しています。結果