山梨県小菅村で4月末に始まったドローン配送サービスが、11月1日から有償サービスとしてローンチした。これは、物流大手でラストワンマイルの課題解決に向けたサービスを手がけるセイノーホールディングスと、ドローンスタートアップでドローン活用も含めたデリバリ市場の拡大を図るエアロネクストが、協働して構築している「SkyHub(スカイハブ)」の一環だ。 小菅村におけるドローン配送の実態、過疎地域における新しい物流のしくみであるSkyHubの全容に迫った。 小菅村を壮大な社会実験の場に 山梨県小菅村は、東京から約2時間のところにある、人口約700人の限界集落だ。 過疎化、高齢化が進んだ村内に、いまや商店はたったの一つ。おむつ、離乳食、子供用のお菓子やアイスクリームなどは売っていない。村民は、週末に片道約40分かけて隣の大月市や都留市にあるスーパーまで、食料品や日用品の買い出しに行くのが日常だという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く