見つかった忍術書「間林清陽」の写本。「複数人で忍び入る時は、手を取り合うか、または帯に糸を付けて、また時々合言葉を使って入る。出る時も合図が第一である」などの記述がある=滋賀県甲賀市甲南町葛木の葛木公民館で2022年6月19日午前11時24分、礒野健一撮影 「忍者の里」として知られる滋賀県甲賀市は19日、江戸時代の著名な忍術書「万川集海(ばんせんしゅうかい)」(1676年)の原典とされる忍術書「間林清陽(かんりんせいよう)」の写本が、市内の神社で初めて見つかったと発表した。これまで現物も写本も見つかっておらず、19日に記者会見した国際日本文化研究センターの磯田道史教授は「いることは分かっているが姿を見せない、忍者のような書物が見つかった」と今後の研究に期待を込めた。 同市で忍者を研究する地域おこし協力隊の福島嵩仁(たかまさ)さん(37)が2021年12月、昭和後期にまとめられた古文書の目録
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