米Microsoftは1月15日(現地時間)、ウクライナ政府の複数の機関に対する破壊的なマルウェア攻撃を確認したと発表した。感染したシステムは動作不能になる。攻撃者については調査中としている。 ウクライナ保安庁は14日、13日から多数の政府公式Webサイトが攻撃されたと発表した。同庁は、「ロシアの秘密警察に関連するハッカーグループが事件に関与している兆候がいくつかあると言える」としている。 米連邦政府は14日、ロシアがウクライナ侵攻の口実を作る目的で、様々な工作を行っていると発表した。 Microsoftは、攻撃がウクライナ以外の範囲に広がっているかどうかはまだ特定しておらず、「既知の犯罪グループとの間に顕著な関連を発見していない」と語った。 ウクライナに対しては、2016年末にも大規模なサイバー攻撃があった。この攻撃では、マルウェア「NotPetya」が使われた。米司法省は2020年、こ