プログラミングを始めるより前に詰将棋が好きで自分で作ったりもしていたのだけど、これには勝てないと心の底から思った作品が一つある。それは『最後の審判』だ。内容は作者自身が解説しているのでそちらへリンク(http://www2u.biglobe.ne.jp/~nuida/h/t/syokei.htm)。さらにその原因となったルールに関する解説もリンク(http://kofu.cool.ne.jp/mozuyama/mozuiro/moromoro/shinpan.html)。これは要するに「ルールの不備を絶妙に突くとこんな面白いことになる」という作品だ。 メタレベルで見ればルールの項目間に優先順位が設定されていないのが最大の欠点だろう。例えば、終局ルールと勝敗ルールを分けると自然な優先順位が付けられる。例えば下のように。 以下の状態のうち一つ以上を満たすとき終局とする。終局時は付随する条件によ