シャープは3月25日、同社の2016年3月期連結決算の営業損益が、100億円の黒字予想から一転して赤字になる見通しという同日付の一部報道にコメントした。「当社の発表に基づくものではない」とした上で、従来予想を下回る見通しであることは認めた。 読売新聞によると、シャープは昨年10月、通期の連結営業損益を100億円の黒字と予想していたが、数百億円規模の赤字になる可能性もある――などと伝えた。 シャープは「中国市場の市況の悪化に伴う販売不振などにより、公表した通期業績予想を下回る見通し」と認めた。「今後、開示すべき事実を決定した場合は、速やかに公表する」としている。