トヨタ自動車系で特殊鋼を手掛ける愛知製鋼は、砂漠のようなアルカリ性の土壌でも作物が育つ次世代肥料を2027年度にも商品化する。土の中にある鉄分を溶かして植物の根に吸収させ、光合成を促す「プロリンデオキシムギネ酸(PDMA)」と呼ぶ物質を開発した。今後はPDMAを市販できる水準まで生成コストを削減する。世界の土壌は酸性、アルカリ性、中性の3つに大きく分けられ、それぞれ3分の1ずつ分布している。日
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