兵庫県淡路市は、農業に被害をもたらす有害鳥獣対策としてオオカミ型ロボット「スーパーモンスターウルフ」の導入を検討する。リアルな外観に加え、音と光でイノシシやシカを撃退。現在市役所本庁舎に実物を展示中で、関係者は「農作物を守る切り札に」と期待を寄せる。(内田世紀) スーパーモンスターウルフは、北海道奈井江町の機械部品加工「太田精機」が北海道大、東京農大と共同開発。体長65センチ、高さ50センチで、野生動物をセンサーで感知すると、首を振り光を放つ。オオカミの鳴き声など50種以上の威嚇音は、1~2キロ先まで到達する。 現在、関東を中心に28台が設置され、効果が確認されているという。多くのメディアに取り上げられ全国で注目を集めるが、関西では今回が初のお目見えとなる。 15日、市会6月定例会で一般質問があり、市議が「展示中のウルフの活用法は」と質問。市は「防護柵と捕獲が対策の両輪」とした上で、「有害
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く