政府は、近くアメリカ・韓国との3か国の外相会談を行う方向で調整を進めており、北朝鮮が対話に柔軟な姿勢を見せ始めたなかで、非核化に向けた具体的な行動を示さないかぎり6か国協議の開催には応じられないとして、連携強化を確認したい考えです。 政府は、今月末からブルネイで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議に合わせて、去年9月以来となるアメリカ・韓国との3か国の外相会談を行う方向で調整を進めており、北朝鮮への対応などについて、意見が交わされる見通しです。 北朝鮮は、核実験や事実上の弾道ミサイル発射など挑発行為を繰り返してきましたが、キム・ケグァン第1外務次官が先に中国と行った戦略対話では、「6か国協議を含めて、いかなる形の会談にも参加する用意がある」と述べるなど、対話に柔軟な姿勢を見せ始めています。 こうしたなか政府としては、3か国の外相会談で、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動を示さな