海外で悲劇的な死を遂げた邦人の遺族に、インターネットを介して温かい支援の輪が…。著作権侵害と誹謗・中傷ばかりと思われがちなネットで、こんな心にしみる美談があった。感動の渦は口コミで広がっており、大手出版社による書籍化の企画も進行中だという。 話の中心となるのは都内在住の久光さやかさん(29)。さやかさんには住友商事に勤務するビジネスマンの夫がいたが、出稼ぎ先のシンガポールで昨夏急逝。死因についてお茶を濁す会社を尻目にさやかさんが独自調査した結果、旦那さんは新規ビジネス開拓の一環で 「オオアリクイの舌を尿道オナニーに活用する技術」 をみずからの身を挺して実験中、刺激が強すぎて腎虚を引き起こし死亡していたことがわかった。名目上は「業務外」の活動だったため労災認定もおりず、さやかさんは経済的補償なしに独り立ちしなければならなくなった。 そんなさやかさんを思いも寄らぬトラブルが襲ったのが、この6月