情報サービス産業でのマーケティングといっても、B-BとB-Cという異なる性質のマーケティングが混在しています。前者はサーバやDBMSなどあまり個人で購入・使用することの無い製品やSIやデータセンタなどのサービス、後者はPCやPCソフトに代表されます。 B-Cの場合には、他の消費財と類似したマーケティングが展開されます。市場調査等をベースにしたマーケットイン型の商品開発であっても、基本的には「こんな商品が、xxxに売れるはずだから作ってみよう」という製品主体のアプローチであり、購買対象はセグメントされたとしても不(半)特定多数です。 一方B-Bの場合には、B-Cに類似した製品主体のアプローチであっても、実際には個別の企業を見た「関係性のマーケティング」であるといわれています。最たるものは、インテグレーション・サービス、また一部カスタマイズを伴う商品においては、B-Cとは大きく異なるマーケティ
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