データセンター事業者のさくらインターネットは、パブリッククラウドサービスの「さくらのクラウド」を2011年11月15日にスタートした。そのストレージとして選ばれたのが、オラクルのSun ZFS Storage Applianceだ。同社がオラクルのSun ZFS Storage Applianceをストレージとして採用した決め手とは? クラウドへの注目の高さは、データセンター事業のビジネスも大きく変えている。「クラウドサービスがなければビジネスにならないというのが、最近のデータセンター事業をめぐる状況です」と語るのは、さくらインターネット研究所 所長 鷲北 賢氏だ。こうしたビジネス環境の変化に対応し、同社がスタートさせたのがパブリッククラウドサービスの「さくらのクラウド」だ。 日本を代表するデータセンター事業者の同社は、1996年のサービス開始以来、大阪と東京で都市型データセンターを運営し