わかりにくい概念なので説明が必要ですが、端的にいえば、行政のデータがオープン化され、われわれ市民がそれを自由に活用できるようになる、という未来です。 行政保有データにはさまざまな利用価値があります。たとえば行政が犯罪情報のデータをリアルタイムで公開してくれれば、ぼくらは子どもの防犯に特化したスマホアプリをつくれるでしょう。鯖江市の事例では、鯖江市が避難ルートを公開し、それをカーナビに組み込んだ事例が紹介されていますね。 「オープンガバメント」の先進国である米国では、政府がdata.govというサイトを開設し、あらゆる行政保有データを公開しています。 そして、実際にこれらのデータを使ってさまざまなアプリが制作されています。 面白いところでは、自治体の予算をわかりやすく表示する、なんて取り組みもあります。行政の予算ってPDFとかで公開されて見にくかったりしますよね。こちらの「Look at C
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