「アニメとかクールジャパンとかいろいろある中で、お笑いが一番ポテンシャルを持っているコンテンツ。日本の芸人さんは世界制覇できる力を持っている」。ちょうど20年前の1998年にNSC(吉本総合芸能学院)大阪校21期生として入学した、オーストラリア人漫才師・チャド・マレーンは自身の経験を元に断言する。日本の笑いにどっぷり浸かりながら、その魅力を字幕・翻訳などを通して海外へも発信する様子をまとめた新書『世にも奇妙なニッポンのお笑い』(NHK出版新書)を出版したチャドに、今なお物議をかもしている『ガキ使』黒メイク騒動について聞いた。 ■発端の批判に感じた“ズレ” 差別の意識なしでも「反論できないのも事実」 昨年大みそかに日本テレビ系で放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』で、ダウンタウンの浜田雅功が大ヒット映画『ビバ
![チャド・マレーン、『ガキ使』黒塗り騒動に持論 海外からの批判の“ズレ”指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/699377407044981f2549d70fff94a260705acfca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.oricon.co.jp%2Fupimg%2Fnews%2F20180130%2F2104856_201801300358212001517272852c.jpg)