写真はWikipediaの「チキン南蛮」から。写真のライセンスはCC BY 2.0 チキン南蛮の「南蛮」とはなんだろうと調べると、揚げた鶏を「南蛮酢」につけたものが起源で、南蛮酢の代わりにタルタルソースを使うようになったものらしい。じゃあもう南蛮関係なくない?チキンタルタルでよくない?と思うのだが、名前というのは一度決まってしまったらそういうものになってしまうのだろう。 ところで「南蛮酢」とは、「南蛮漬け」に使われる甘酢の一種で、お酢に砂糖、唐辛子、ネギなどを加えたものらしい南蛮酢の「南蛮」がどこから来たのかといえば、唐辛子を「南蛮からし」とも言うことからではないかと思うが、よくわからん。 僕は岩手の出身だが、故郷の老人たちは唐辛子のことを「南蛮」と言っていた。これも「南蛮辛子」の「辛子」が失われて「南蛮」だけ残ったものらしい。言葉というのは思わぬ省略のされ方をするものだ。「南蛮」は古代中
![チキン南蛮、カレー南蛮、鴨南蛮、ミシン、ウィキ - 仮想と現実](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cf39afc42a95afb84c7c711ab843755f1a79b8a2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F8%2F8c%2FChicken_nanban_jetalone_in_Tsukishima%252C_Tokyo.jpg%2F512px-Chicken_nanban_jetalone_in_Tsukishima%252C_Tokyo.jpg)