米連邦捜査局(FBI)のジェイムズ・コーミー長官は連邦議会に6日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏関連で新たに調べたメールに違法性を示すものはなく、訴追に相当しないと通達した。大統領選の投開票は8日。共和党候補のドナルド・トランプ氏は遊説先で、クリントン氏が「仕組まれた体制に守られている」と非難した。 コーミー長官は下院にあてて、「前回の私の手紙以降、FBI捜査陣は別件の犯罪捜査に関連する端末から得た大量のメールを精査するため、不眠不休で取り組んできた。その中でヒラリー・クリントンが国務長官だった間にクリントン氏が送受信した通信をすべて点検した。その点検にもとづき、クリントン長官について7月に発表した結論に変わりはない」と書いた。 クリントン氏が国務長官時代に機密情報を含む公務メールを私用サーバーで扱っていた問題で、コーミー長官は今年7月、訴追に相当しないと発表したものの、10月
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