最近のデスクトップPCは個性がなくて、ちょっとつまらないと思っていたところに、強烈なアイデンティティを持つPCが登場した。それがVAIOの新 type Rだ。従来、ディスプレイ一体型PCというのはあまりハイエンドには存在しなかった。これは主に排熱や拡張性の問題だ。 ハイエンドPCは当然、高速なCPUを搭載しているが、それが強烈な熱を発生し、一体型では処理が難しくなる。ノートPCのジャンルでもゲーミングノートというものがあり、これらはハイエンドな3D対応GPUを搭載した上で、高速なCPUを搭載するため、強烈な発熱の処理が問題となっている。果たして、type RがクワッドコアCPUの発熱をどう処理しているのか、興味深いところだ。 拡張性に関しては、最近のPCではほとんどの機器がUSBで行えるし、グラフィックスチップに関しても、ヘビーなゲームユーザー以外であれば、はじめからある程度のGPUを搭載