トヨタ自動車は1日、体重を移動させることで立ったまま前進やバック、旋回させることができる。充電式の電動立ち乗り二輪車「ウィングレット」の試作品3種類を公開した。 今秋から中部国際空港などで実証試験を行い、実用化したい考えだ。長距離を歩くのが難しい高齢者らの利用が期待できるほか、空港や大型商業施設内での移動にも適しているという。 特筆すべき点はそのコンパクトさで、重量は9・9~12・3キロで折りたたんで持ち歩ける。先行する米国の電動二輪車「セグウェイ」と比べ、重量や総面積を3割程度に抑えた。パソコンなどに使われるリチウムイオン電池を搭載し、1時間充電すれば最高時速6キロで5~10キロ走行できる。 「ウィングレット」
![トヨタ 移動支援ロボット「ウィングレット」を公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/126e9c63960837b5815901e11e1f6c1303c17f2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimg%2Fogp_logo.png)