南アフリカ・コパナン金鉱の地下1.4キロの深さに生息する線虫類 Image:Gaetan Borgonie (Extreme Life Isyensya, Belgium) <地下深部にこれまで存在が知られてこなかった微生物の巨大な生物圏が存在することがわかった> 「地球の深部には、様々な生命体が無数に存在する」 深部炭素を研究テーマとして世界52カ国1000名以上の研究者で構成されるグローバルコミュニティ「深部炭素観測所(DCO)」は、2018年12月10日、米ワシントンD.C.で開催されたアメリカ地球物理学連合(AGU)の年次総会において、2009年の創設以来およそ10年にわたる研究成果を報告し、「地球の深部には、まるで"ガラパゴス"のように様々な生命体が無数に存在し、その生物量(バイオマス)は全人類の245倍から385倍に相当する」ことを明らかにした。 「数千年にわたって存在しつづけ
![地下5キロメートルで「巨大な生物圏」が発見される | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/faa89835fd3d4c5e763c5b32ba6a378ff8c1efe2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2018%2F12%2Fmatuoka1213a-thumb-720x455-148611.jpg)