今日、日経をパラパラやっていると、江戸川大が7月から業務を完全委託するという記事が目にとまった。今や自然の流れとなったこの動きであるので、これまで9人の職員で運営されていた小さな大学ですら外部委託するのかと、そう思っただけだ。図書館情報学科をもつ慶応ですらマネージメントを委託していないだけで、事実上外部で運営されているといっていいだろう。養成機関みずからが司書を非効率とし、その専門性もあわせて否定しているといって良い。ただ、実際そのとおりだから大きな声で反論できない。そもそもが図書館に存在する業務というものは、民間のサービス系企業に勤めている人なら誰でも気負いなくこなしているレベルの業務である。 開館時間延長にしても、土日開館にしても、ネックなんて職員の反発以外ありえない。安易なサービス拡大路線はは質の低下につながると、問題をすりかえて長々と抵抗してきただけだ。気が付けば外部委託と配置転換