わたしが知っていることは正確ではないかもしれませんが、 ある在日韓国人に聞いた話です。 在日韓国朝鮮人の心には、朝鮮人としての誇りと、祖国に虐殺されかけた怒りと恐怖の気持ちが入り交じっています。 朝鮮戦争前後、韓国人は、10万人を超える人が軍事独裁政権に殺されました。 北と通じているとか理由をつけて、長年差別され続けてきた南部地方の人たちを皆殺しにしようとしたのです。 理由はよく分かりませんが、韓国は恐ろしい国です。 虐殺を逃れるためや、経済的な理由、単純に韓国が嫌いといった理由でたくさんの韓国・朝鮮人が、 昭和20年代、日本になだれ込むように押し寄せてきました。 だから、50万~100万人くらいいる帰化した人や在日の人たちは、母国に帰りたがりません。 多くの韓国人のホンネは韓国人でありたくないということもありますが、 そのことが、やたら愛国心を強調することにもつながっています。 それが、