24日のカメルーン対オランダ戦を観戦するため、ケープタウンに前日入りした。夜の7時半ごろ、ワールドカップ(W杯)のテレビ観戦と食事を兼ねることができる手ごろなレストランを探すため、ウオーターフロント地区を訪れてみた。 ケープタウンは開幕戦コラムでも書いた通り、かなり自由に歩ける街だ。特に、ウオーターフロント地区と呼ばれる、神奈川県の本牧と油壺を足したようなリゾート地域は夜遅くまで観光客でにぎわっている。この日はガーナ対ドイツ、オーストラリア対セルビアが行われ、パブリックビューイングの施設も、スポーツバーも長蛇の列ができていた。 そこで、ちょっと空き気味のシーフードレストランへ入ってみたが、空席はしっかり8時半のキックオフに合わせ“団体さん”の予約が入っていた。それでも一人身の気軽さゆえ、簡単に席が見つかった。 僕が入った店のお客さんは“食事”が主で、“サッカー観戦”はついでといった感