このコラムも、おかげさまで何とか4回目を迎えた。やり始めてみると、書いてみたい話が沢山でてきて、前回は思いっきり社会の構造変化についてページを割いてみた。時代背景を理解することは、これから起きることをさらに具体的にイメージするのに有効なのではないか思って書いてみたのだが、話が固くて長かったし、社会全体レベルでの話に終始したので、多少混乱した読者もいたのではないかとも思う(それでも読んで下さった方、ありがとうございます)。だが、当コラムのメッセージは一貫して、「社会の評価軸ではなく、個人の座標軸で人生を設計してみよう」というシンプルなことなので、今回は過去3回を踏まえて一度「まとめ」つつ、私なりに実現にむけてのヒントの提供を試みてみたい。 小さくてもいいから自分の船をもってみる 第2回で書いた“And”人生論、すなわち「人生でやりたいことは全部やってみる、という気持ちで生きてみよう」という話