無償仮想化ソフトVMware ESXiを30分以内で使う:超簡単! VMware ESXiを試してみよう(1/3 ページ) ヴイエムウェアのサーバ仮想化製品は、2009年春に「VMware vSphere 4」という新バージョンに進化した。この製品を支えているハイパーバイザがVMware ESX 4.0だ。本連載では、無償で提供されているVMware ESXi 4.0を気軽に体験するため、インストールと利用方法を紹介する。連載の後半では中小企業でも利用しやすい有償版のVMware vSphere Essentialsにも触れる VMware ESXiは、ヴイエムウェアが無償で提供しているハイパーバイザです。サーバ機のうえに直接インストールし、このうえでさまざまなOSを動かすことができます。稼働できるOSはゲストOSの互換性ガイド(http://www.vmware.com/pdf/Gues
VMware ESX ≒ VMware ESXi? もはや、x86サーバー仮想化ソフトウエアの代名詞となり、多くの本番環境でも利用されるようになった「VMware ESX」(以下、ESX)ですが、その進化系とも言えるべき「VMware ESXi」(以下、ESXi)が、2008年7月より無償提供されることになりました。 現在、VMwareのWebサイトからもダウンロードできます。 本連載では、この無償提供されることになったESXiに焦点を当てその特徴や利用方法を解説していきます。 まずは、ESXiの位置づけから説明します。しばしば、ESXiはフルセットのESXよりも機能が少なく、非力であるという意見を聞きます。しかし、これは大きな間違いです。 ESXiの基本機能はすべてESXと同じです。肝心なハイパーバイザ部分のアーキテクチャも同じコードで構成されています。 これまでも、2005年12月に「
VMware社がついに、だれもが予測し、待ち望んでいた行動に出た。同社ハイパーバイザーの無償公開である。 同社は2008年第2四半期決算発表の場で、「VMware Infrastructure 3.5」の「Update 2」を7月末までにリリースし、同製品の軽量バージョンである「ESX 3i」を無償提供することを発表した。 新しい3iエディションは2007年末に投入された。 ハイパーバイザーの特性に変更はないが、アーキテクチャの一部を根本的に変更し、「Console Operating System(COS)」を削除して、システム全体の容量を32MBに削減している。 この変更により、複数のOEM各社が内蔵のUSBキー、メモリディスク(SSD)、あるいはメインディスクの隠しパーティション経由でこのエディションのハイパーバイザーを自社サーバにプレインストールできるようになった。 今回の措置に関
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