ノルウェーテロ “責任能力なし” 11月30日 4時0分 ノルウェーの首都オスロの郊外で、銃を乱射するなどして77人を殺害したとして逮捕された32歳の男について、精神鑑定の結果、事件当時、責任能力はなかったとする結論が出され、裁判所が男の刑事責任を問うかどうか最終的に判断することになりました。 この事件は、ことし7月、オスロの中心部で爆弾テロが起きたのに続いて、郊外の島で開かれていた与党・労働党の青年集会で銃の乱射があり、若者を中心に合わせて77人が殺害されたものです。警察に逮捕されたアンネシュ・ブライビーク容疑者(32)は、いずれの事件も犯行を認める一方、「ヨーロッパがイスラム教徒に乗っ取られるのを防ぐため、移民に寛容な政権与党に打撃を与えようとした」などと供述し、事件当時の責任能力を確認するため、専門家による精神鑑定が行われていました。オスロの検察は、29日、記者会見をして精神鑑定の結