オーストリア北部リンツ付近の幹線道路で4日、ニワトリ7500羽を積んだトラックの運転手が居眠り運転をして事故を起こし、数千羽のニワトリが走り回って道路が通行止めになった
![写真特集:ニワトリ数千羽、幹線道路へ逃げ出す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8900df3113274ef570330cfef52cf294a8f959f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2017%2F07%2F05%2Fd1ea9b3f83eec54408a6ee3dffb0d0d8%2Fpoultry-truck-austria-thousand-chckens.jpg)
ニワトリ無くして、人類無し! もし世界からニワトリが消えたなら? きっと各地でパニックが起きるに違いない。鶏肉は牛肉・豚肉などと比べて国際的な生産・消費量が急増しており、とりわけ新興国・途上国での需要がぐんと伸びている。安価で栄養価の高い肉や卵は、多くの庶民の健康を陰で支えてきた。 その膨大な加工食品も含めて、人類にとってますます不可欠な食材となり、成長する巨大都市のエネルギー源にもなっている。 もし私たちが他の惑星へ移住する時がきたならば、最も重要なタンパク源としてニワトリをまず同行させるだろう。実際、NASAはニワトリが惑星間旅行に耐えられるかどうかの実験をしており、可能と結論づけている。 食材だけではない。インフルエンザの世界的流行を食い止めるのにも、ニワトリは重要な役割を担っている。インフルエンザワクチンを作る入れ物として、卵が使われているのだ。 「宇宙船よりも複雑な構造」を持つ卵
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