鈴木さんには「先のことを考えるな」と言われました。「将来の目標とか未来の夢とか、お前は目標とか夢とか考えすぎて目の前のことがおろそかになっている」と。 「朝起きたら、今日やることを一生懸命やれ。そのためには飯食っている時も、寝ている時も、友達と遊んでいる時も、すべて仕事と結びつくと思えば、日々の仕事も楽しくなるから、全部ひっくるめて日々を仕事と分け隔てするな」と。今でいう、労働時間が長いとか、ずっと働けということではないんです。 ある日、机でPCに向かっていたら、鈴木さんに怒られました。「机に向かってウンウン難しい顔をしている奴は仕事はできない」と。メールとか文章は、移動している時や歩いている時に頭の中に書いておいて、いわゆる「仕事」という時間はそれを書けば、仕事はすぐにおわるということ。それを仕事とプライベートを一生懸命分けてようとすると、仕事は終わらない。