『余れるところ』の平均長は8.3センチメートルらしい。ん、余れるところって?その由来は古事記にまでさかのぼる。かのイザナギが自らの男根を「成り成りて成り余れる処」と呼んでいるのだ。そして仏教では「魔羅(まら)」、すなわち修業の邪魔になるものという意味である。そんなこんなで秀実(ヒデミネ)さんは考えた。そこには真理があるはずだと。 序章 仏説男根 ぶっせつだんこん 第1章 包皮前進 ほうひぜんしん 第2章 千摺指南 せんずりしなん 第3章 愛染雁高 あいぜんかりだか 第4章 男色交換 だんしょくこうかん 第5章 阿吽阿吽 あうんあうん 第6章 絶頂巡礼 ぜっちょうじゅんれい 第7章 針小棒大 しんしょうぼうだい 第8章 麩茎反転 ふまらはんてん 終章 是菩薩位 しぼさい 各章につけられた、ありがたそうな四字熟語のタイトルを見れば、ヒデミネさんがいかにして真理に迫っていったかがおおよそわか
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